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wizonサービス止めるってよ(遅)

(。´゚Д゚)ゞヴァーーー

お久しぶりでございます。

今年は公私ともにいろいろありまして・・・

日銀のゼロ金利政策とか……

史上初の重力波測定とか……

イギリスがEUから離脱したとか……

熊本地震とか……

SMAP解散とか……

生前退位のお気持ち表明とか……

吉田沙保里選手がここ16年で初めて負けて最強伝説に終止符とか……

いやまじでいろいろありすぎじゃねえ!?この流れで年末のこめこく大統領選に突入するとそのままもれなく宇宙人襲来までついてくると言われても信じてしまいそうな勢いです。



まあ、そんなこんなでわれわれwizon民には全く関係ない話題ばかりだったのですが・・・じつは

ウィザードリィオンラインが2016年12月20日でサービス終了する

という衝撃的なニュースまで公式から告知されました。

マジですごい年です。


終了

ついに来たるべき時が来てしまったかという感じですが、逆に考えたらよくここまで良質なコンテンツのレベルでサービスを続けてくださったなとも思います。(不満点とかいろいろあるのはおいておいて)

この告知がされたのが7月15日なのですが、正直すぐ記事を書く気になりませんでした。

「なんかサービス終了に正面から立ち向かうと切なくなりそう」だったからです。

ほぼ引退の体でいて、勝手な自前のプレイヤーイベントの時しかログインしなかった分際で何を言っている科とお思いの方もいるかもしれませんが、私はおこがましいことに

精神的にはずっと現役wizonプレイヤーのままだったのです。

できればこの世界がずっと続いてほしかった……

世界が終わるというのはさびしい事ですね。

ですが、サービスを終了するというgamepotの運営さんの決断を私は歓迎します。

それは何事においても終わりを自らの力で決めることができるということは、続けることよりも大切だからです。



わたし達はよく「何事にも終りがある」などと言ったりしてしまいますが私の感覚からいうとこれはちょっと違う。

人体には「恒常性」という働きがあります。これは今あるおだやかな状態をずっと続けようとする作用の事です。

このおかげで人体の脈拍はいきなり誘因もなく早くなることはありませんし、なにかの要因で早くなってもまた穏やかなレートに戻ろうとします。

体温も、呼吸も脈拍もすべてこの恒常性によって最も楽でエネルギーロス少なく稼働できる帯域に収まるようにできています。

さらにじつはこの「恒常性」は人間の精神にも備わっています。

長くやってマンネリだが問題なくやれている仕事がやめにくいのも、もうあんまり刺激がないけれど何故いるのかわからない恋人と別れにくいのも、新しいことにチャレンジするのがめんどくさいのもすべてこの精神に働く恒常性という力の働きです。

これは今の状態を変えたくないという力です。

なのでこの恒常性が最も強く働くのは「いまやっていることを終わらせるとき」なのです。

何かを終わらせる、というのはそれだけで人間の精神に多大なエネルギーを要求します。

逆に言えば物事を上手に終わらせることのできる人ほど、成熟した精神性を持った人間だということです。


だらだらとツイッターを眺めるのを止められない昼休み時間にきちっと「さ、もうスマホの電源を切って次の仕事の準備をしよう」と思えたらこれほど気持ちいいことはないなと思いながら私も今この文章を書いています・・・・・・


僕らの御先祖様は実はそのことに気が付いていました。

だらだらしてると農作物もそだてられないし、そだっても腐らせれば収穫の時期を逃します。また狩りに行く最適の時も逃します。

ですので、だらだらと今の状態を続けたがる僕らの精神をぶった切ってくれるある特別な神様に協力を仰いだのです。

神様の名は「時の神」あるいは運命をつかさどる三柱の女神、黒い女神、農耕や季節の神など、時代や文化で表現の仕方はいろいろですがその権能はほぼ同質です。

かれらは皆境界を作る神であり、終わらせるべきものを終わらせる神であり、刈り取られるべきものを刈り取る神です。

彼らの多くはその「物事を終わらせる」という役割のため死神としての側面も持ち合わせています。

そして大きな鎌を持っていることが多いのは鎌が「刈り取る」という行為を端的に象徴している道具だからです。

これでわかったでしょう?

なぜwizonで死者の魂を刈り取りに来るウォーカーがおおきな鎌を持っているか。

かれらこそは終わり得ぬ「魂」を終わらせる黒い女神、時間の機構そのものなのです。



つまり「時間」を区切ったとき私たち人間も最も強い「終わらせる力」を行使することになるのです。これが精神的な恒常性の抑圧に抗って自らの意思を行使する唯一の方法です。

だから人間は暦を作りました。だからカレンダーにあらゆる「終り」の日取りをかき込み、時計を作り、あらゆる社会的な活動を時間を単位に区切って生きているのです。

いままさにwizonという世界は終わらせるという力を行使しました。

それは一見寂しいことに思えますが、はっきりとここにきてwizonは命の火が灯されたと言い換えてもいいかもしれません。

なぜなら終りがあるものだけが活き活きと活動することができるからです。

そうして自らが自らを終わらせるものだけが、自律した働きによって輝くことができます。

wizonちゃんはいつまでも終わりの見えない衰退ではなく、終りまでの間を輝く道を選んだのです。



ひとつのネットゲームサービスを終わらせるという決断。顧客満足度や収益を考える以上に運営の責任者さんにとっては大変な思いの決断だったと思いますが。それはwizonというゲームと真剣に向き合った結果そのものです。

なのでわたしも今まであそんだゲームやコミュニティ、かかわった人々と向き合って終わりを迎えたいと思いました。わたしも切なさを忌避してよこめでwizonの終わりをみるのではなく、自らの意志で終わりを見据えて関わりたいなと思ったのです。

みくさんというエストールのプレイヤーさんが

wizonの終末時計を作ってくださいました。

終末 


おしゃれですね。おしゃれイベントを数年開催しておきながら私には絶対ない洗練されたセンスです。

終末時計の上に詩が書いてあります。

「カレンダーに自分が死ぬ日を記入できるのは人間だけだ

突然失われるよりに良いのかそれとも悪い冗談か

火村 夕」

なにかの終りを決めることのできるのは人間の意志だけです。それはあらゆるものが突然失われるだけだった動物的感覚世界に決然とした意志を持って臨む人間的精神の発露だと私は思います。

2016年12月20日。冬至の前日、地球上の生命が生まれ変わる日の直前にウィザードリィオンラインは終了します。さすがウィザードリィ。

終了の日取りまで完璧ですね!ゆる~っと♡

わたしもいい終りを経験したいと思います。


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コメント

No title

イギリスEU離脱まで読んだ。

積ん読

お久しぶりです。
驚きました。ここを見て初めて知りました。
寂しいですね…。
とっくに去ってしまった私が言うのもおかしな話ですが、去ってしまっても寂しくなかったのは
この世界が変わらずに在り続けていて、いつでもその様子を覗くことができたからだと思います。
そこにあるから安心できた…読まないで積んである本と似た感覚です。
こんなこと言ったら現役プレイヤーさんや運営さんには失礼ですが。

ただ私も、ダミさんに同じくその決断には拍手を送りたい気持ちです。
最後の日には、遊びに行かせていただきます。

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